・・・・・・・・・・・ 「防御魔法:OH2 & ペロリ〜ン」 エリカは魔法の複合発動をした。 空気の壁がエリカの回りにでき、 モンスターは、ボン!と音を立てて、棍棒に変わった。 「やった〜!棍棒をゲット〜」 嬉しそうに棍棒を拾うエリカ・・・ 早朝!いきなり現れた求精獣(男)に最後の棍棒を溶解され、 今まで武器無し状態だったのだ! それでも何とか2体は倒したのだ。 「ふうふう!後は昼間まで魔法無し・・・逃げる&食料探し」 そう言いながら、森の中を探索するエリカ。 「OH2 がどのくらい長持ちするのか!目安時間を見つけよう! そうすれば、限りある魔法力を有効に使えるわ」 ・・・・・・・・・・・ 「ほほほ!とうとう複合発動に成功したか〜!うんうん!それで良い! いずれは3複合までいけるじゃろ〜!そうすればユリカの救出は・・・うっ」 水晶を見ていたマイスターの顔色が変わった。 そう!猿人がエリカの直ぐ近くまで近づいていたのだ。 「マズイわい!これは・・・」マイスターは瞬間移動をすることにした。 ・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ 「あっ・・・・ナニ????これ???」 エリカは突然!身体が固まったように動かなくなった。 まるで、封印魔法:イキニンを掛けられたようだ。 でもこの魔法はモンスターではマロンナイト限定・・ しかもその場合は女性には無効なはず・・・誰かが?? そう考えたエリカだったが、直ぐに「ラベンダー」 と回復魔法を自分に掛けた。 回復魔法ラベンダー・・・イキニンや封印のバイブレータを撃たれてても、 数分以内に発動すれば助かる!と百科事典に書いてあった。 ・・・・ 「はぁ・・・助かった」何とか身体が動くようになったエリカ。 辺りを見回すが・・・誰もいない。 突然!誰かに足首を持たれひっくり返されてしまった。 「えっ・・・あああ」 エリカは素早く顔を上げて、そいつの顔を見ようとした。 「よう!オナニー娘!見つけたぞ・・ヘヘヘ!ハダカにマントかい! そそるぜよ〜!」 イラネーヤみたい声・・でも若い!誰なの?この人は???? そいつは反射の盾を前面に掲げながらエリカに迫る。 エリカは風の魔法:ウインドンで相手を吹き飛ばそうと構えた。 「ウインドン・・・今の私にとって1番威力がある魔法・・・ これで何とか時間を稼ぎたい・・・そう!逃げる為の時間が必要・・・」 そして、 エリカがウインドンを発動しようとした瞬間! エリカの身体はマイスターハウスに瞬間移動させられた・ 「えっ・・・ああ」 危なく魔法発動しようとしてやめるエリカ。 「ダイジョウブデス・・マイスターサマノカツヤクヲミマモッテクダサイ」 木彫りの猿人形が (1.5メートルくらいの身長です 著者) そう話し、水晶を指差した。 エリカは水晶を覗いてみた・・そこには・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「猿人君・・・んん?オマエはイラネーヤ・・・随分と若くなったな〜」 マイスターは目の前に若い猿人に向かって言った。 「ふん!覚えていたかい・・マジックマイスター・・いや? 軟弱聖騎士のじょえじょえ・・・・LV3のザコ」 「ふふふ!まだそんなことにこだわっているのかい!ミニチン星人」 あおるマイスター。 「てっ・・てめぃ・・・よくも俺様が1番気にしていることを・・・コロス」 怒る猿人・・・・ 「ハハハ!そういえば昔の君は、早漏だったな〜!テクニックは超ヘタヘタ・・・」 さらに攻めるマイスター 「キ・・キサマ〜〜〜〜〜〜!許さん・・・・ゆるさんぞ〜」 イラネーヤの腕の筋肉が怒り心頭で一気に30%ほど盛り上がった。 「ふふふ!聖騎士・・別名!といっても身内ネタだが・・性器師 ともいう・・ この意味は分らんだろうね・・・猿人君」 余裕のマイスター。 「くそ〜てめぇ〜昔!そうだ!ヘレナの像の前でユリカの膝枕を俺様から奪いやがって・・ さらに・・・両手に花のステイジャンプまでしやがって・・・」 イラネーヤは右手に魔法剣を発動させた・・・本来なら赤色なのだが・・彼のは黒色だ! 「ハハハ!暗黒面の力に頼らなければ戦えないかい?イラネーヤ・・未だLV1.5か」 「キサマ〜〜〜〜〜〜〜〜!俺様は魔法戦士LV5.5だ!1.5のはずがないだろう」 マイスターはイラネーヤの胸を指差し、 「オマエの胸に表示されているLV表示は暗黒面のパワーに過ぎん! 5.5まであったパワーは暗黒面に吸収されたのだ! パラレルワールドでの魔法戦士の最低活動レベルは1.5以上! オマエはその最低レベルの魔法戦士に過ぎん! イラネーヤ!暗黒面を克服するのじゃ!そうすればエリカが誰なのかが分るはずじゃ! 今すぐ!暗黒面と手を切れ・・・呪いの銀仮面を焼き捨てればそれで呪いが消えるはずじゃ!早く!暗黒面と手を切るのじゃ・・・もしやらないのなら・・・・・・・」 マイスターは魔法発動の構えを見せ! 「オヌシには石になってもらう・・無論!呪いを永久に封印する為にな」 「ふざけるな〜キサマ〜!暗黒面は俺様に絶倫と力を与えてくれるのだ! それに毎晩!オレの夢の中にユリカを登場させてくれるのだ・・・ 俺様は夢の中ではちゃんとユリカと結婚して、子供まで作ってるんだ・・・ 暗黒面は俺様の大事な友人だ!オマエのような横取り男とは違うのだ」 そうイラネーヤは吠え、OH2を発動した。彼の周りに空気の壁ができる。 「ハハハ!その程度の魔法で、マジックマイスターと戦うのかい!イラネーヤ! LV3ごときなら、聖騎士の力でも簡単に倒せるぞ!しかも君は猿人だしな・・・」 「うるせぇ〜!俺様はオマエのそのバカにしたような眼が1番不愉快なのだ! 俺たち猿人をバカにしたようなその眼がな!」 イラネーヤは反射の盾を前面に掲げて吠える。 「どうだ!じょえじょえ!魔法発動してみせろよ・・・反射の盾は魔法を跳ね飛ばす! お前の魔法はこの盾の前では無力だ!そして!」 と自分の腕を見せつけ、 「肉弾戦なら猿人のほうが最強だ!比較すれば俺様の筋肉量は、 今のお前の10倍だ〜!脆弱地球系は格闘術では猿人に勝てんのだ〜」 棍棒を取り出し、マイスターに迫るイラネーヤ。 「ハハハ!まだ見た目にこだわっているかい!イラネーヤ君! 魔法に携わる者なら、見た目は何の意味も無い!ということは理解しているはずだ! やはりLV1.5・・・いや!LV0.15だな・・・ スライムの擬態も見破れんぞ!イラネーヤ・・今すぐ暗黒面と手を切れ!」 「嫌だ〜!暗黒面は無敵だ〜!ユリカもオナニー娘もオレのもんだ〜! お前には渡さん・・・・・」 と、イラネーヤは魔法剣で斬り込んできた。 魔法剣はマイスターの身体を一刀両断にした・・はずだった。 でも・・・マイスターは無事だ! 「ハハハ!魔法剣はマジックマイスターには効かん・・・こんな初歩も忘れてしまったのかい!イラネーヤ君」余裕のマイスター。 (遊んでいないで早くケリをつけてくれよ〜書き手は疲れた・・著者よりマイスター様へ) 「そろそろ!ケリをつけようかい!イラネーヤ君!著者も疲れたそうだ」 「うるせぇ〜!魔法を撃って来い!じょえじょえ〜」 「ハイハイ!それでは・・いきますよ〜ヘ〜レナ〜」 おどけた言い方をしてマイスターは魔法を発動した。 魔法の塊はイラネーヤ目掛けて飛んだ・・・彼の盾は一度は反射したが・・ それをマイスターは掌で再度跳ね返したのだ・・・直撃!イラネーヤは氷づけになってしまった。 (何だ!発動したのはフリーズンMAXかい! 著者) そして、マイスターはその氷の塊に向かって、 「最後のチャンスじゃ!イラネーヤ!暗黒面と手を切れ〜」と叫んだ。 突然!氷の中から炎が現れた。あっという間に氷は溶けてしまった。 「へへへ!この程度のフリーズンは俺様には効かんわ〜じょえじょえ!随分とパワーが落ちたな〜」 そんなイラネーヤに対して、 「やはり暗黒面と手を切ることはできんかい!困った猿人さんだな〜」 笑いながら言うマイスター。 (笑っていないで早くケリをつけろよ! 疲れた著者) 「そろそろ本気でいかせてもらうぞ!聖騎士LV3程度の魔力ではなく! マジックマイスターの魔力レベルで・・・・・」 マイスターは異様な構えをし始めた。 「うるせぇ!死ね〜じょえじょえ〜」 イラネーヤは再度切り込んだ・・・が、 突然の彼の一物が勃起し始めたのだ・・・・・・ 「ああ・・なんだ・・こりゃ〜」 イラネーヤは戦うことも忘れてその場に立ちすくんだ。 そう!彼の一物は勃起し始めた・・ しかもそれはあの売春宿での最高勃起を上回るシロモノだった。 そして・・・一物は射精し始めた・・・長い・・・・信じられないほど長い・・・ 30分後!マイスターとイラネーヤの回りに、精液の匂いが充満した。 森の中からは求精獣(女)が溢れ出してきた・・・精液の匂いにつられて・・ 「おい!おい!じょえじょえ・・今のは何だ???」 イラネーヤは聞く・・聞いてる傍から彼の一物はまだ勃起し始める。 マイスターは求精獣(女)の胸目掛けて、「魔法:マッスルハッスル」を発動した。 見る見るうちに求精獣(女)の胸が巨大化した。 その巨乳求精獣はイラネーヤ目掛け走り出した。 イラネーヤは動こうとしたが、身体が固まったように動かん。 「くそ!何だこりゃ・・一体じょえじょえは何時?イキニンを発動したんだ」 イラネーヤはそう吠えた・・・身体で動いているのは一物だけだ! しかもまた勃起している!50センチはあるようだ・・・ そいつは意志を持ってるかのごとく、イラネーヤを無視して射精した。 巨乳求精獣目掛けて・・・・・・ 「ううう!何でこんなに射精できるんだ〜・・・くそ!じょえじょえ・・ お前はナニを発動したんだ〜〜教えろ〜」 泣き叫ぶイラネーヤ!既に3体の求精獣に抱きつかれている。 「只の補助系魔法だよ!イラネーヤ君」余裕のマイスター。 「嘘をつけ〜補助系魔法にこんな力はないはずだ〜」 「だから言っただろう!聖騎士の別名は、性器師!と」 「聖騎士・・代々男限定で引き継がれる職業!世襲制に近い! その力は戦いではなく、女性相手・・ もっと簡単に言えば、ベットの上で発揮されるのだ!イラネーヤ君!」 「だから、補助系魔法を局部に発動すると、豊胸や勃起肥大!精液増量減少! 愛液増量減少!子宮耐久力強化!勃起硬度強化!性衝動UP&DOWN! と・・使えるのじゃ・・無論!掟はある・・処女や聖戦士には発動できん! 無論!同類の男もじゃ・・お前は猿人なので発動できるだけじゃ」 「そんな力があったのか〜知らんかった〜」 イラネーヤ・・もはや戦う意志は皆無になっている。 というよりパワーは全て一物に吸い取られているのが正しい。 「だから、昔!お前と売春宿で勝負だ!とやったときにも、こっそりこの魔法を使ったのだ!自分と性奴隷に・・・・ゆえにわしはお前よりも凄かった・・・ということじゃ」 (なんだ!汚い奴だな〜・・・著者) 「くそ・・・汚いぞ!じょえじょえ」 (そうだ!そうだ!と著者も同意する) 「ふふふ!仕方が無いだろうイラネーヤ!脆弱な騎士・・しかも魔法力はお前よりもはるかに下・・・勝てるといえば・・・一物だけだからな」 マイスター笑いながら言い。突如!真面目な顔で、 「イラネーヤ!最後のチャンスだ!暗黒面と手を切れ・・・・そうすればエリカのことが理解できるはずじゃ・・・・ユリカとエリカの顔を見比べるじゃ」 さらにマイスター、 「ユリカはお前が何処かに消えてしまったのは自分のせい!だと言って、 わしやアリーナの前から居なくなってしまったのだ・・まだLV1.5の聖戦士! 聖リボンしか武器がないユリカ!独り旅はまだ無理じゃ! それでも、お前のことが心配だったのじゃ! それはすなわち、 わしではなく、お前のほうが好きだったんじゃぞ! 目を覚ませ!イラネーヤ・・・ユリカとエリカの顔を見比べるのじゃ! そうすれば暗黒面と手を切れる・・・」 最後のマイスターの説得! 「うううう・・・うう〜!嫌だ〜!暗黒面は・・・ユリカと別れることはできん〜 オレは夢の中でもユリカと一緒に居たいんだ〜嫌だ〜」 反射の盾を投げ捨て、一物をしごきながら、泣き叫ぶイラネーヤ・・もはや説得は不可能。 (しかし!一物を人前でしごくのかよ・・・サルノマスカキ かい 著者) そんなイラネーヤに対し、 「憐れな・・・・暗黒面に取り込まれたか・・・呪いの仮面を外しても・・ダメか」 と悲しい言い方をし、 「魔法・・・・・・・・ペロリン&ジロウクン」 と掛けた。 イラネーヤの身体は巨大な一物を勃起させたまま、固まった。 大理石で作った彫刻のように・・・回りにまとわりつく求精獣も一緒に・・・ 自らの一物を女の子に舐めさせているような立居の猿の像! その一物の先からは水が出始めた・・・ (ようは、大理石の小便小僧みたいなやつだな 著者) そして、マイスターは自分とイラネーヤだったモノを小高い丘の上まで瞬間移動させた。 「此処で旅を往く冒険者の為の憩いの場となれ!イラネーヤ!はぁ〜」 マイスターは丘の中央に巨大な池を作り出した。 そしてその池の真ん中にイラネーヤ像を置いた。 そして、イラネーヤの頭を撫でながら、 「最後に教えてやろう・・・エリカはユリカの娘だ! ユリカが単性生殖で産んだ娘が、エリカなのだ! お前はユリカとユリカの娘を悲しませた男なのだ! そのことを、この丘の上で永遠に反省するのじゃ・・よいな」 そう言ってマイスターは瞬間移動してしまった。 ・・・・・・・・ 風が丘の上を走る。猿の石像の眼の辺りに風が当った。 やおら猿の一物から勢いよく水が飛び出た・・・・・ そして、彼の両目からも何故か水みたいなモノが流れた・・・・ それは風に乗って何処かへ行ってしまった〜 遥か北方を目指して・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ エリカはマイスターとイラネーヤの戦いを、じっと見つめていた。 声は聞こえない・・・エリカの魔法力では声は聞こえてなかったのだ。 それに、イラネーヤの一物を目にした為!恥ずかしくなってその後は見ていない。 マイスターの寝室にあるベットにちょこんと座って、 マイスターが帰るのを待つことにした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ エリカは待っている間に眠くなってきてしまった・・・ そしてそのままベットに倒れこんだ。 ・・・・・・・・・・・ マイスターがハウスに帰ってきた時には既に夕闇が迫っていた。 エリカはぐっすりと寝てしまっている。 マイスターは、イラネーヤが持っていた反射の盾とナップザックを融合させ、 反射のザックにした。 (これで、背中から魔法を打たれても跳ね返せる・・しかも魔力回復も早くなる 著者) そして、エリカの頭を優しく撫でながら、 「これでやっと邪魔者は居なくなった・・・エリカよ!明日から最後のサバイバル訓練に行って貰うぞ・・・独り旅じゃ!後50キロで中間点!明日からは独りで行くのじゃ! わしはゆっくり中間点に行くわい・・・・」 ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・ 翌日!エリカはマイスターから全ての装備を返してもらった。 そして、反射のザックを背負い、独り旅に出ることにした。 「マイスター様・・・長い間!修業をつけさせていただき・・・・」 涙が溢れるエリカ・・言葉が続かない。 そんなエリカに対して、 「修業はまだまだ続くのじゃ!そなたの場合は目的を果たした後も続く! それが戦士の宿命!そして」 とマイスターはプラチナに輝くチェーンをエリカの首に掛け、 「これは、マイスターチェーン!これがあれば各地区におられるマジックマイスターの下で 修業をつけさせてもらえる・・・まだ知らない魔法も覚えることができるのだ! さぁ!行きなさいエリカ!そなたの目的を果たす為に・・・」 と言った。 エリカがさよならを言おうとした時! 「そうそう!そなたのレベルは聖戦士LV1.8程度じゃ!それに魔法狩人LV1.0! 聖騎士0.5!マイスターレベル0.01!ということじゃな」 何故?魔法狩人や聖騎士!マイスターレベルなんでしょうか? と聞こうとしたエリカに対して、 「最初に魔法契約した時に、間違ってその他の職業魔法も付加してしまったらしいのじゃ!わしも魔法契約はここ数年はやってなかったのじゃよ」 (嘘をつけ〜確信犯め〜 著者) 「だからそのチェーンを渡すのじゃ・・そのチェーンはマジックマイスターの弟子になったものしか身に付けることはできん!そなたはわしの3番目の弟子なのじゃ! 弟子ならばその他の職業魔法を授けても許される!これで丸く収まるのじゃ」 と言い、移動魔法をエリカに掛けた。 「目の前の山越えまでじゃ〜エリカ!そこから48キロ先に中間点がある・・・サラバ・・ いや!先に行って来いエリカ!もし?わしと再会した時! LV2.0を超えていない場合は、再度!全裸サバイバルをさせるからな〜! これが最終試験じゃぞ〜〜〜〜〜〜」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ エリカはマイスターの言葉を山越えした先で聞いた。 そして、前を向いた。 エプロンウエア夏服に防寒ジャンパー・・そして、腹巻をしめたマント姿。 顔にはFMバイザー!ポシェットは両腰に2個づつ。水筒も1個づつ。 フープを肩から斜めに掛け、首から下がる聖リボンを小さく揺らしながら、 エリカは進む。中間点を目指して! マイスターチェーンはエリカの首に同化しているので見ることはできない。 マジックマイスター以外には。 感傷にひたっている訳にはいかない・・エリカは歩く!母を探して! ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ 風が平地上に流れてきた・・・エリカは昼食を取りながら、百科事典に目を通していた。 勿論!周囲に注意しながら・・・風が音をたててエリカの傍を通り抜けた。 「えっ・・なに??」 エリカは確かに聞いた・・・「すまん!ユリカ!エリカ!」 そう聞こえたように思えた・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ END |