独り旅エリカ〜第二集〜
作・JOEJOE
中間点を目指して1

「はぁはぁ・・あぁぁあん!そう・・うぅ左手さん!ステキ〜」
今夜も就寝前の自慰に励むエリカ!左手の動きはかなり上手くなっている。
「うっ・・あぁぁぁぁぁん!出ちゃった〜」
オーラテントの中に、甘い愛液の香りが充満する。
エリカは、ペロ!と自分の愛液を舐めた!甘い!

数日前にやっと気づいたのだが、エリカは自分の普通の愛液を舐めると、
魔力が少しだけ回復することに気づいたのだ。
それで就寝前や昼時に時々軽く自慰をして愛液を出し、それを舐めながら冒険を続けている。
(変態助平仙人ジジイがこのやり方で魔力回復しているので、
それを真似てみたらしい 著者)

マイスターと別れてから既に3週間経つ。中間点まであと僅か3キロ!
寒さがキツイ!その為!1日の移動距離は格段に悪い。
「はぁはぁ!1日1キロがやっとね〜!でも後3日ぐらいで中間点!
何とか防寒具を作るか、買うかしよう」
眠い目でそう言うないなや!エリカはマントに包まりながら寝てしまった。

エリカのオーラテントを見つめる怪しい影があった。
が、そいつは生物ではないらしい。しかも微動だにしない。

翌日!エリカは、スライムからガーターベルトを作ることに成功した。
(黒です!かなりエッチだ! 著者)
ガーターを装備したら、かなり身体が楽になった。
おかげで、今日は2キロ進んだのだ。中間点まで、あと1キロ・・いや900メートル!
日が暮れると、彼方に中間点の宿屋の明かりが見える地点だ。
「はぁ!あれが中間点ね!明日にも到達できるわ」
自慰の後の軽い疲労と甘い快感の残る身体をマントに包みながら、エリカは思った。
「レベル・・・大丈夫かな〜?LV2.0に到達していなければ、全裸・・キャッ」
全裸!という言葉に反応して秘奥が軽く痙攣してしまったのだ。
エリカは性感が上昇しないように、とっとと寝ることにした。
明日!中間点に到達すれば、レベル判定ができる!その時にまた考えればいいや!
そう思いエリカは眠りについた。

今夜もオーラテントを見つめる不信な眼があった。でもこいつは何もしないようだ。
ただ見てるだけの眼。

翌日!足取りも軽く中間点に向かうエリカ!後300メートルになった瞬間!
「伏せて〜〜〜〜〜〜」という女の声が!
慌ててエリカが地面に突っ伏した瞬間!彼女の頭の上を、弓矢が通過した。
そして、矢は、エリカの後方にいた怪しい影に命中した。
「ゴメンにゃ〜!いきなり!でもヤバそうな奴が後をつけてたにゃ」
猫系なまりの声が近づく。
エリカが立ち上がって相手の顔を見ようとした時には、
相手は後方の怪しい影のトコまで行ってしまった。

「ありゃ???にゃんだ?これは?オサルさんにゃ〜」
その声につられ、エリカも怪しいやつの正体を見てみた。
「キーキー!エリカサマ!ゴブジデナリヨリデス!
マイスターサマカラのメイレイデ・・」
木彫りの猿人形が話す。
「あっ?これ・・マイスター様のトコにいたお人形さんです」
エリカもマイスターハウスで会ったことがある木彫りの猿人形だった。
こいつの話からすると、マイスターから別れてから、ずっと傍で見守っていたらしいのだ。
「マイスター様!ありがとうございます!ここまでしていただいて」
感激したエリカは涙眼で遥か後方の空を見上げて言った。
そう!独り旅中!2〜3回ほどヤバイ場面があったのだが、何とか逃げることができたのだ。この猿のお人形さんが助けてくれたのか!とエリカは確信した。
特に次元体というモンスターの時が1番危なかったのだ!
「うにゃ〜〜!うにゃうにゃ!それはマズイにゃ〜〜〜〜〜」
とその猫なまりの娘が叫んだ。
「マイスター様には莫大な借金があるにゃ〜!しかもこいつを壊しちゃったから、
また借金が増えるにゃ〜!マズイにゃ〜」
涙眼になる娘。
「でも、正体が解らなかったから、マイスター様は怒らないでしょう!
あっとごめんなさい!私はエリカ!聖戦士LV1.5です」
とエリカは自己紹介した。
「うにゃ?聖戦士様ですかにゃ!あたい・・クリセスだにゃ!
魔法狩人LV2.5兼性技士ですにゃ」
(彼女の性技士ライセンスは通常版です!よってアナルSEX!OK 著者)
2人が挨拶を交わしている間に、かわいそうな猿人形は消滅してしまった。
「中間点で、いろいろと話しましょうにゃ!マイスター様に謝る時に、助けて欲しいにゃ」
と、クリセスは言い、エリカの腕を取って歩き始めた。

こうして、2人は中間点の旅の宿屋に入っていった。



中間点にて

中間点にある旅の宿屋は、時空管理局所属扱いなので、LV6待遇なのだが、
内容は極度に酷い!LV2並の最低の宿屋だ!木賃宿よりはマシなだけ。
2人はロビー兼食堂に座り、いろいろと情報交換をした。
クリセスの話はエリカにとってかなり重要だった。
アイスの街までのルートは、所々まだ魔法コーティングが残っているので、
歩行移動はそれなりに楽とか!防寒具はそこそこ販売されているとか!
封印街道を行く隊商サンたちと一緒に行けば、峠越えが楽とかだ。

エリカの話もクリセスにはとても重要だった。
ナント!マイスター様が中間点にやって来る!どうしよう?
と思ったクリセスだがエリカの話を聞いているうちに、
エリカに何とかマイスター様の説得や手助けしてもらおうと思った。
エリカさんはマイスター様の弟子!
これはクリセスにとって、凄いことだった。何とかエリカさんに助けてもらおう!

この後!エリカは宿に常備されていたレベル判定機で、
自分の聖戦士レベルを判定してもらった。
(胸に表示されているレベル数は、この判定機により結果です!
尚単位は0.5刻み、但しA以後は1単位 著者)
「あっ・・良かった〜!LV2.5!凄い〜これで再試験は無いわ〜」
喜ぶエリカ!
聖戦士LV2.5!魔法狩人LV1.0!聖騎士LV1.0!
神官LV0.5!魔法戦士LV0.5!
と結果が表示された。
(複合職業の場合!サブ職の専用武器の使用はできない!但し習得魔法は除く 著者)
「うにゃ?うにゃうにゃ?凄いですにゃ〜!複合職業ですかにゃ!流石はマイスター様の
お弟子さんだにゃ〜」
クリセスも喜ぶ。そして今度はクリセスの番!
「クリセスもLV3以上なら良いのですけど、最近ハンティング率が悪いですから」
と、言いながら判定機に臨むクリセス。
「うにゃ??うにゃうにゃ!やったにゃ〜!LV3.0到達だにゃ!嬉しいにゃ」
喜ぶあまり、エリカのほっぺにチュッ!とやってしまったクリセス。

2人は祝杯をあげるべくまた食堂に帰っていった。

そして、その日の夜のエリカはクリセスの部屋に泊まることになった。
旅の宿は部屋数が少ない!しかもこの宿屋の主人は、元魔法狩人経験者!
よって魔法狩人には個室が優先的に配分されている。
この日の宿は宿泊客が多く、しかもほとんどが男・・魔法狩人ばかりだ。
エリカも男の狩人と同室するはめになりそうだったのだが、クリセスのおかげで助かった。
「うにゃ?どうやら今週いっぱいは天候悪化みたいですにゃ」
クリセスが空を見上げてからそう言った。

魔法狩人:ホークアイという視力がレベル数の10倍になる特技を持っているのだが、
これ以外にも天候を予想する能力もあるのだ。

「今週いっぱいはダメですか〜」
落胆したようなエリカの声。
「大丈夫ですにゃ〜!クリセスも今週は此処に泊まっていますにゃ!エリカさんも
このままクリセスの部屋に泊まっていれば良いですにゃ」
このクリセスの誘いはエリカにとっては嬉しいものだった。
先ほど!同室になるはずだった魔法狩人は、しつこくエリカにいやらしい言葉をかけてきたのだ!まだ処女なの?アナルは経験済みかい?でもオナニーはしてるよね?
やっぱり指かい?部屋でする時は僕に見せてね・・・
思い出しただけで秘奥が濡れそうだ。

「ありがとう!クリセスさん!マイスター様が来るまで一緒に泊まっても良い?」
とエリカは聞いた。
「うにゃ〜!良いですにゃ〜!クリセスもマイスター様に用事があるので、良いですにゃ〜」
この後!2人は3日ほど部屋で過ごした。外は豪雨で誰も外に出れないのだ。
宿泊費用はエリカが払うことにした。
幸いなことに、大量の棒銀や玉金を確保していたので、問題は無かった。
「うにゃ〜!エリカさん!玉金はなるたけ使わないほうが良いですにゃ」
「えっ?そうなの」とエリカ
「はいにゃ!ポシェットに入る量は決まってますにゃ!しかも棒銀は100グラム!
格闘術の達人なら棒銀は武器代わりになりますけど、聖戦士様の場合は重荷になるだけですにゃ」
「そうですか〜!クリセスさんは凄い情報を持っているんですね〜」
とエリカは感心した。実際のところ!エリカが通貨使用やアイテム払いを経験したのは、
このH69に来てからが正しい!通常空間では掌紋処理による電子決済のみだ。
「じゃぁ!この棒銀で払いましょう」
とエリカが棒銀を20個ほど帳場の机の上に並べた。
すかさずクリセスが、そのうちの2個を取りあげ、
「この2つは、純度が高いやつですにゃ!森の果物の毒判定に使いましょう」
と助言してくれた。
エリカには違いが解らなかったが、クリセスが懇切丁寧に、違いを教えてくれた。
「そうでしたの〜!エリカはまだまだ勉強不足でしたね〜!クリセスさんありがとう」
とエリカは礼を述べ、毒判定用の棒銀1個と玉金1個をクリセスの手に乗せた。
「うにゃ〜!お礼なんていらないですにゃ〜!溜まっていた宿賃も払ってもらって大助かりですから〜」
と拒否しようとしたクリセスの手を、エリカが握る。
「ううん!これはご教授料です。森の果物に毒有りがあることは知ってましたが、
棒銀で判定できるとは知らなかったですから、これでまた安全に冒険できる可能性が高くなりました。クリセスさん!もっとエリカが知らない冒険のノウハウを教えて下さい」
真剣な目のエリカ。そう!まだまだエリカには知らないことが多すぎる。
しかも此処から先は完全に独り旅だ!もう猿人形さんは居ない!マイスターに再会したら、
アイスの街を目指し、そして封印街道を抜けて北地区へ行くのだ!
「解りましたにゃ〜!クリセスが知っていることは、エリカさんに全部上げますにゃ〜」
こうして、2人はさらに12日間ほど部屋で過ごした。



中間点3

2人が宿にカンヅメになっていたのは35日も続いた。
外の天候はかなり回復しているが、それでも雨の日が続いていた。
魔法狩人の男たちは痺れを切らして次々と宿を後にしていった。
エリカに卑猥ことを言った野郎は、まだ宿に残っている。
エリカはクリセスに御願いして、彼女の部屋で寝泊りを続けた。
クリセスも拒否はしなかった。この卑猥な狩人はクリセスにもちょっかいを出していたのだ。
それからの数週間!2人はマイスターが来るのを待ち続けた。
もちろん!晴れた日は2人でハンティングに出かけ、雨の日は部屋で抱き合って眠った。
ボロイ旅の宿だ!室内でもかなり寒い!隣室の声が聞こえるような薄い壁。
時々!体が快感を求めることがあったが、
エリカもクリセスもオナニーを我慢するしかなかった。
あの卑猥野郎は隣室で聞き耳を立てているらしい。いや両隣の野郎が聞き耳を立てているらしいのだ。
両隣の部屋は、ともに魔法狩人の男だが、こいつらは宿を引き払おうとはしない。
エリカとクリセスがハンティングに出かけると、何故かこいつら2人も近くにいるのだ。

「ふう!またストーカー組がこっちを見てますにゃ」
クリセスがげんなりしたような声で言った。
「左の奴には、前に性技士としての性欲処理をしたのですが、それ以来!何かとクリセスの後を追いかけて来るのですにゃ!困った奴ですにゃ」
「そうですか〜!嫌ですわね〜!そう言えば昨日のお風呂の後!ニタニタして行きましたね〜」とエリカ。
旅の宿にもお風呂は一応ある。但しかなり小さいのだ。よって3人入ったらすし詰めだ。
エリカたち!女の子(2人だけだが)が先に入り、その後に男たちが入るらしいのだが、
どうやら!その順番を巡って、いさかいが絶えないらしい。

「にゃ〜」とクリセスがマジックボーガンを発射した。
魔法狩人の専用武器は魔法弓なのだが、彼女は市販武器だ!
性技士ライセンス規定で、後2ヶ月は専用武器が封印されているのだ。
「ペロリ〜ン」とエリカもまたスライムに魔法を発動した。
「うにゃ〜!凄いですにゃ〜!でも?これは聖戦士様用ではないですにゃ」
とクリセスがエリカが魔法で変化させたものを見て言った。
「ハイ!クリセスさん用の狩人スカートです!
昨日のモンスターに破られちゃったやつの替わりです!」とエリカが答える。
「うにゃ!うにゃ!嬉しいですにゃ〜!クリセスは魔法弓が使えないので、アイテム補充できなかったですから、とても助かりますにゃ〜」
(魔法狩人の専用武器、魔法弓は、ペロリンの能力も持つのだ!だからわざわざ覚えなくても良いのだ 著者)
2人はこれで今日のハンティングを終わることにした。
そしてステイジャンプしようとして、クリセスが服を脱ごうとした時!エリカが止めた。
そう!例のストーカー組はこの時を待っていたのだ。JUMPする場合普通は全裸になる!
クリセスの裸が拝めるからだ。
「エリカがジャンプします!今日はあまり魔法を使ってないし、プラスαで、このまま飛べますから」とエリカはフープを地面に置き、クリセスを抱っこし、
「魔法:ステイジャンプ〜!旅の宿へ」
2人の身体は瞬間移動した。(ザマーミロ!助平ストーカー組め! 著者)



変態助平仙人登場の巻

2人が旅の宿のJUMP基準点に戻って来た時には、辺りはかなり暗くなっていた。
大急ぎで宿に入った2人を待っていたのは、
変態助平仙人のジジイ   ではなく マジックマイスタ−だった!
「ほほほ!やっと帰ってきたかい!」
好色・・いや可愛い愛弟子を愛撫・・いや思いやるような眼つきでマイスターが言う。
「少しは出来るようになったかな?2人とも?」
「ハイ」「はいにゃ」ハモる2人。
マイスターを待っているうちに、2人のレベルはかなり昇格していたのだ。
エリカは聖戦士LV3.5!魔法狩人LV1.5!聖騎士LV1.5!
魔法戦士LV1.0!神官LV1.0!魔法専門職LV0.5!
クリセスは魔法狩人LV4.0!格闘術LV0.5!
(魔法狩人のサブ職は格闘術である!但し最高到達レベルは1.5マデ 著者)
共に複合職だ!
「ふふふ!そうか!」とマイスター。
「それならご褒美として、クリセスには、魔法弓の封印解除を与えよう!
アリスの街の性技士協会にはわしが話しておく!
エリカには、これをやろう」
とマイスターはエリカにリボンのような武器を渡した。
「これはバイブのリボン!物理打撃用だ!しかもモンスターの体液等で腐ることがない。
封印街道に出るモンスター戦で役に立つだろう!但し西地区では非売品じゃぞ!
北地区に行けば買えるのじゃが、300万ヘンはするのじゃ!大切に使いなさい」
(バイブのリボン・・まさかHアイテムにも使えるのかな? 著者)
「ありがとうございます」「わお〜嬉しいですにゃ〜」
またまたハモる2人。
そこへ、例のストーカー2人組がやって来た
が、マイスターの顔を見るなり、外に逃げ出した。
「何だ!アイツら!未だ借金返済用の資金を稼いでおらんのかい」
というマイスターの声に、ビクッとクリセスが反応した。
「あの〜?マイスタ−様・・実はクリセスも・・・・」
だんだん小声になっていくクリセス。
「んん?クリセスの借金のことか?それなら、このエリカと一緒に北地区まで行ってきなさい!2人が北地区の州都ノースゲイトまで辿りつけたら、それで完済したことにするわい」
太っ腹な態度のマイスター(と言ってもこいつは女の子限定だろ イラネーヤの魂)
「わ〜い!クリセスはそれで良いですにゃ〜!嬉しいですにゃ〜マイスター様〜!
今夜はいっぱいサービスするにゃ〜」
とクリセスはマイスターに抱きつき、ほっぺにチュチュした。
「まあまあ!クリセス!慌てない!慌てない」
とマイスターはクリセスを引き放した。
エリカの手前!あまりえっちに走る訳にはいかないのだ。
この後3人は、今後のスケジュールについて話し合った。

そして、この日はクリセスがマイスターの部屋で寝ることにした。
エリカが今まで泊まっていた部屋には、マイスターが防御シールド魔法をかけてくれる。
朝まで誰も入れないのだ!勿論!音も匂いも漏れない。しかも朝になれば部屋の匂いは、
全て消えてしまう!という魔法だった。

「ごめんにゃ!エリカさん!クリセスはマイスター様にお礼をしなければならないのにゃ!
マイスター様が助けてくれなかったら、クリセスは奴隷館に売り飛ばされ、今頃は性奴隷だったのら。
だから今夜はマイスター様に身体でお礼をするのら。これしかクリセスにはないのら」
と言い、さらに、
「クリセスのことを助平な女とかいやらしい女とか!思わないでくださいにゃ!
性技士になったのも、マイスター様にお礼がしたくてなったのら。」

そんなクリセスに対して、
「ううん!気にしてないです!エリカも、もしかしたらクリセスさんと同じ目にあっていたかもしれないです。一つ目やイラネーヤに」
「ええ?エリカさんも一つ目やイラネーヤに危ない目に遭わされそうになったのですかにゃ?」とクリセス。
「ハイ!でも、もう大丈夫です!一つ目タイタン99世は、石化されました。
イラネーヤも、マイスター様が石化したそうです。特にイラネーヤは永久石化だそうです」
「うわ〜い!良かったにゃ〜!クリセスはイラネーヤの馬鹿ゴリラにやられそうになったのですにゃ!嬉しいですにゃ〜!マイスター様には朝までサービスするにゃ〜」
そう言ってクリセスは部屋を出て行った。
その直後!「もう良いかな?」とのマイスターの声がエリカの耳に届く。
「ハイ!マイスター様!おやすみない」とのエリカの声に反応して、
部屋がシールドに包まれた。エリカは、いつも使っている簡易ベットではなく、
ペロリンで作った寝袋に入った。これは完全防水製なのだ。匂いも漏れない。
「今夜は久しぶりに自慰・・ああん・・しよ・・」
自慰という言葉に反応して秘奥が痙攣する。でも今日は大丈夫!マイスター様がシールド魔法をかけてくれた。
しかも両隣の部屋はマイスター様が貸しきってくれたので安心だ。
エリカは、寝袋の中でウエアやガーターを脱ぎ、全裸になった。
そして、クリセスが使っていた性感ローションを軽く身体に塗り、自慰を始めた。
「今日は右手も使おう!もし銀色が出たら、マイスター様に差し上げよう!ううん!それで良いわ!クリセスちゃんほどサービスできないけど、エリカには銀色愛液が」
エリカは、久しぶりに右手を解禁にした。そして思い切り声を上げて自慰に励んだ。
此処3ヶ月以上も自慰はしてないのだ!
彼女の身体は素早く反応した。秘奥からは洪水のような愛液が溢れる。
「魔法:ハーフアップ!秘奥」と小さく叫んだ。
エリカの秘奥はさらに性感が30%アップした。そして胸も少し大きくなった。
「すみません!マイスター様!魔法を淫らなことに使って!
でも今日は我慢できなかったんです。お許しください」
と言った。
聖騎士の別名は性器師とも言うが、エリカは聖騎士の能力も保有しているのだ。
最近!やっとハーフアップが使えるようになったエリカ。
今夜は聖騎士いや性器師のようにベットの上で使うことにしたらしい。
左手で巨乳気味になったおっぱいを揉みながら、秘奥に右手を贈るエリカ。
その動きはやはり左手よりは俊敏だ!寝袋の足元には彼女の愛液とローションが交じり合った水溜りが出来始めている。
その愛液たまりを左手ですくい、口に入れるエリカ!これで少しは魔力が回復する。
「魔法:アイアンガード:秘奥」とさらに魔法を発動した。
エリカの子宮や腰の耐久度が上昇する。どうやら今夜は一晩中自慰に励む気だ。
「はぁ・・あぁぁあん!甘い〜・・ううんエリカの愛液・・美味しい〜」
自らの愛液を口に運び続けるエリカ!寝袋の中から香る甘い香りは既に室内中に拡散している。
「ふぅ・・あぁぁあぁああ・・もっと!もっと〜」
この夜!エリカは銀色を3回放出した。絶頂到達回数は7回!自己新記録!
そして明け方近くになって負荷性感に襲われ8回目の絶頂に到達し、
そのまま眠りについた。自らの甘い香りに包まれて



新たなる旅立ち(見抜かれた昨晩の自慰)

翌朝!エリカはいつものように、宿主人の大音響の鐘で目が覚めた。
部屋の中に漂っていた甘い香りは最早無い。
寝袋の中も無臭だ。エリカは自分の身体の匂いも嗅いでみた。
「あっ!大丈夫だ!良かった〜」
ほっとするエリカ!起きたら直ぐに、消臭魔法:フローラルを発動しようと思っていたのだ。これで昨晩は何も無かったような状況になった。

ウエアに着替え、銀色愛液を入れた袋をポシェットにしまい、部屋を出た。

ロビーには、マイスターとクリセスが食事をしようと待っていた。
「エリカさん!こっちにゃ〜」クリセスが声を掛けた。
テーブルには、凄い豪華なご馳走が山盛りだ。
宿の主人もご相伴にありついている。その他の冒険者も。
「マイスター様が、棒銀1個をご馳走に変えてくださったにゃ〜」
とクリセスが説明した。
しかし!凄い量だ!とても全員で食べきれる量ではない。
少なくとも後1ヶ月は食えるだろう!
「まぁ!最近!炊事魔法は使っていなかったから、調整が今一じゃの〜」
とぼけたジジイの一言
(嘘をつけ〜ジジイ!マイスターの実力を見せつけやがって!むかつく イラネーヤの魂)
「おはようございます!マイスター様」エリカの挨拶。
「さぁ!2人とも沢山食べなさい!夕べはとても疲れただろう!回復系主体の料理じゃ!
身体も魔力も心も!これで全快するのじゃ!ワッハハハ」
ジジイの高笑い。
(こいつ?もしや?エリカの自慰を盗み見していたんじゃないだろうな イラネーヤの魂)

エリカは、昨晩の激しい自慰のことを言われたようで、顔が赤くなったが、
クリセスがグミのプリンをエリカの前に差し出してくれ、それを食べるなり、
「あっああ!美味しい〜」とにっこりと笑った。
そう!グミのプリン!エリカの大好物なのだ!
エリカはいつもよりも沢山食べてしまった。
そう言えば、食事と言えば、アンネンの葉っぱか、携帯食料キットばかりだった。
ほとんどエサに近い食生活の毎日。
エリカとクリセスは、飢えたオサルさんのように、ご馳走にかぶりついた。
そして、やっと食事が終わった頃!マイスターがナント!モカコーヒーまで用意してくれた。
3人・・いや食堂にいた全員はマイスターが入れてくれたモカの香りに酔いしれたのだ。

「さて?わしはこれで帰るわい!既にクリセスの魔法弓の解除は完了した。
明日には2人ともアイスの街に出発しなさい」
とマイスターが言い、JUMPしようとしたがエリカが止めた。
「んん?」とマイスター。
そのマイスターの袖を持ち、うつむきながらエリカが言った。
「あの〜!マイスター様・・これを」
と例の銀色愛液が入った袋(中が見えないやつ)を手渡した。
「中を見るのは、アリスの街に帰ってからにしてください!
エリカはクリセスちゃんみたいなお礼ができませんが、
きっとマイスター様は喜んでくれると思います!」
と顔を赤らめて言った。
「そうか!楽しみじゃの〜」とジジイは言い、あっという間にJUMPして消えた。
「うにゃ?エリカさん?何なのにゃ?」
とクリセスが尋ねた。
エリカは、彼女の耳元で「愛液です!昨日の夜・・オナニーに励んだの」と小声で言った。
「うにゃ〜〜!そうでしたか〜!」とクリセス。
クリセスは昨晩エリカに言った「助平な女・・・」を気にしているかもしれない。
と思ったエリカは、オナニーしたよ!と教えることで彼女の負担を減らそうとしたのだ。
そう!クリセスだけがいやらしいんじゃない!エリカも同じ女!オナニーするの!
そして、顔を赤らめながら、「誰にも言っちゃ!嫌ですよ」と付け加えた。
「はいにゃ〜!解ったにゃ〜」とクリセスは元気良く言い、
「クリセスとマイスター様との夜の話を聞きたいですかにゃ」と言ってきた。
エリカは、「今日の夜・・いえ!明日からの旅の途中にでも聞かせてね」
と言った。
そして「さて!今日は、ペロリンで衣装やフープを作りましょうね」
とクリセスの腕を取って、モンスターハンティングに出かけることにした。
「うにゃ〜!やりましょう!クリセスも魔法弓が使えますから、ペロリン可能ですにゃ」
2人はハンティングに出かけていった。

例の変態助平エロ仙人ジジイは、アリスの街にあるマイスターハウスに戻っていた。
そして、エリカがくれた袋の中を確認するなり、歓声を上げた。
「ほほっほ〜!銀色だ〜!こんだけあれば、わしやアリーナ・・そしてユリカも、
みんな若くなれるな〜!しかも少なくとも3回は大丈夫だ〜」
と言い「大事なものは此処じゃな」としわしわの腹に、袋を塗りこめた。
マイスターの腹は、某猫型ロボットのポケット並なのだ。
「後は、救出だけじゃな?北地区のマイスター様にも手助けしてもらおう!
もちろん!南地区のマイスター様にも」
と言い、瞬間郵便箱に、幾つかのアイテムを置き、彼らに贈った。
北地区のマイスターは猫系生命体(男)!南地区のマイスターは猿人(オランウータン女)
「東地区のマイスター・・はイカン!奴は堅物な男じゃ!貢物嫌いだし」

翌日!エリカとクリセスは、アイスの街目指して出発した。
宿の主人が、2人にFMバイザーをくれた。そしてお弁当まで作ってくれたのだ。
やはりマイスターが作ったご馳走・・未だ7割も残っているのだ。
残りは宿の主人が大切にちまちまと食べていくだろう。
2人の好物主体のお弁当3食分作っても余るのだ。
このぐらいのサービスしてもバチは当らない。

2人は宿の主人に礼を言い、歩き始めた。

エリカは、エプロンウエア夏服に黒のガーターベルトを締め、
マントを羽織ったスタイル。

クリセスは、狩人のレオタードと狩人のスカートを履き、
エリカから貰った腹巻を締めた姿。

共に、フープを2個!肩から斜めにかけている。

バイザーは、エリカがFMバイザー(女性専用)クリセスがSEバイザー(性技士専用)
水筒は2人とも両脇に2個づつ!ポシェットも2個づつ。
反射のザックを背負うエリカと、狩人の背嚢を背負うクリセスは、共に武器の手入れをしながら、歩き始めた。
エリカは棍棒とバイブのリボン!クリセスは左手に装備した魔法弓!
この日の2人は、モンスターを127体倒した。

そして、就寝前!「うにゃ?今日はクリセスのほうが1体多かったから、エリカさんが
えっちな話をする番ですにゃ」
「はいはい!明日こそはエリカが勝ちますわよ・・じゃぁ!聖戦士養成学校編から話しましょう」
「うにゃ〜!楽しみにゃ〜」とクリセスは自分のおっぱいを軽く揉みながら言った。
2人は1つの寝袋に入って寝ることにした。これならオーラテントは1個で済む。
限りある魔法力を節約できるのだ。
「でも、レズはダメですよ〜!それと下半身オナニーは相手が寝てからです」
とエリカ。
「はいにゃ〜!でもクリセスは当分の間は大丈夫ですにゃ〜!エリカさんのほうこそ心配ですにゃ!」
「もう!クリセスちゃん!エリカも大丈夫!と言っておきますにゃ」
クリセスの真似してエリカが答え、
「では、いきます!養成学校に入ると、いきなり身体検査があってね・・・・」


著者補足
本当は此処からかなりエロイ話が進むのだが、エリカのイメージが悪化するかもしれないので、この辺で終わりますにゃ。

次回は、とうとうアイスの街に到着です!
そして、本編にも登場予定の主席保安官ラナ(例の堅物行政官の妻)が登場します。
さて?エリカとクリセス・・2人は百合の関係になるか?ならないか?
それは次回のお楽しみ。
(オイオイ!違うだろ!独り旅エリカ編は硬派路線だろ!
えっちの欠片も無い小説にしろよ   イラネーヤの魂より助平著者へ)