蹂躙
作・漏電


教日市立ワタリガワ高校。

毎年多くの有名大学入学者を出している事で有名な高校である。
だが、ここは少々風変わりな学校でもある。
どういう意味で風変わりか。入学者はまず、「将来の夢」というアンケートを取らされる。そして、
このアンケートに書かれている職業のトップに立つ為のカリキュラムが個人個人に割り当てられるのである。
例えば、「弁護士になりたい」と書けば、有名大学のロースクールに行けるカリキュラムが組まれ、
法律の勉強に励む事になる。

これはほんの一例で、「設計技師」「サッカー選手」果ては「アイドル歌手」まで、自由気ままに、
自分の夢のレールが敷かれるのである。
しかし、自由だと言う事は必ず人間に歪みを生む。それが、歪みを持った人間なら、なおさらだ。

「ナキナガ」というチームがある。勿論、「ナキナガ」というのはメンバー達が勝手に決めた名称であり、
その名を知るものはおそらくメンバー内だけである。
そのチームは「犯罪者」志望の山田太郎をリーダーに、「システムエンジニア」志望の奥卓男。
「料理人」志望の米田敏という3人のメンバーで構成されている。
3人のメンバーを、「チーム」などと大袈裟に言うのも、彼らの活動が非常に悪意に満ちた、下劣な犯罪だからだ。
それは「暴力行為」、下司な言いかたで言えば「レイプ」である。

<大西姉妹>
ガチャ、
「山田君、山田君〜」
米田が汗をかきながら、「洋楽研究会」の部室を開いた。
室内には山田が一人、パソコンに向かって何やら操作をしていた。
「うっせえなデブ。ノックくらいしろよ」
振り向きもせず、言った山田の言葉に米田はたじろいだ。80キロある体をゆすりながら、
「ご、ごめんなさい。で、でも今日はいいCD仕入れて来たんだよ。「ナキナガ」の楽曲についての」
CD-Rを見せる米田。山田はピクッと反応し、
「へぇ〜。あの第二のジミヘンとまで言われた「ナキナガ」か。よし、じゃあ隣の防音室で聞くとするかな」
嬉しそうに米田と共に隣の部屋へ向かった。

「で、何だ。相手は誰だ?」
防音室で山田は米田と話していた。
「う、うん。昨日うちのマンションに引っ越してきたんだ。お隣さんだよ。性は大西。名は茜と未来」
米田はダラダラこぼれる汗をぬぐおうともせずに喋った。
「二人いるのか?」
「う、うん。姉妹だよ。姉は茜で、妹が未来」
山田は、持っていたタバコに火をつけ、2度、プハーと吐いた。
「詳しいな」
「う、うん。挨拶の時にね。結構可愛かったよ」
米田自身気付いていない様だが、彼は相当に情報収集能力が高い。どもりとデブキャラというのが幸いしているのかどうか、
人に好かれるという点においては、ナキナガ一だろうと、リーダーの山田も認めている。
「よし、じゃあ早速今日犯るぞ。午後10時米田の家に集合とメンバーに伝えておけ。今日は楽しみだぜ」
「う、うん」
汗にまみれた米田は笑みを浮かべた。

午後10時。
約束通り、ナキナガのメンバーが米田の家に集まった。
まだ出ていなかったメンバー、奥卓男は、やせこけてメガネをかけた、とても貧相な顔立ちだった。
病気かと思える顔色にぼうぼうと伸びた髪の毛は周りの人を陰鬱にさせるような空気があった。
「よし。じゃあさっき言った通りの指示で動いてくれ」
「山田さん・・・」
卓男はボソッと呟くような声で語った。
「何だ?」
「あの・・・犯る順番は決まっているんですか?」
「別に決まってねえよ。今まで通り好きにやればいい」
「それなら、僕は最初、未来ちゃんとやりたいのですが」
卓男はうつむきながら言った。
山田は少し笑い、
「そうかそうか。お前はロリコンだったな。いいぜ。じゃあオレと米田が最初茜のほうだな。米田、それでいいか?」
「う、うん」
山田の問いに米田は頷いた。

大西姉妹の部屋。
茜はエプロン姿でソファに座り、茶がかかったポニーテールをなびかせながらお気に入りの曲をうっとりと聞いていた。
しかし、ドタドタという足音でその風景は壊された。
「お姉ちゃん!あたしの石鹸どこやったの!」
と、まっ裸で困った表情を浮かべながら、未来が駆けこんできた。
長いストレートの黒髪はシャンプーしたばかりらしく、とてもツヤがあった。
「お姉ちゃんは知らないわよ」
「嘘、嘘。お姉ちゃん、昨日買ってきてくれたじゃない」
「ああ、あの石鹸なら、あんたが自分の部屋に置いてたじゃない。綺麗な石鹸だって」
「あ!そうだった」
慌しく部屋に駆け込む妹を掴んで、
「コラコラ、ビショビショになるでしょう。お姉ちゃんが取ってきてあげるから、あんたは風呂に戻りなさい」
とズルズル妹の手を引きずって、風呂場に戻した。
(ふぅ・・・世話のやける)
タオルで妹が走った水の軌跡を消しながら茜は思った。
2ヶ月前、突然両親が事故で亡くなって、茜は大学を中退して働かなければいけなくなった。
親の遺産はあるが、それだけでは二人で暮らせないだろうという事だった。
家も処分して、マンションでつつがなしく生活しようと、いや、未来の両親になろうと茜が決めたのは、
両親が死んですぐだった。

(未来には、普通の暮らしをさせてやらないと)
まだまだ我侭で、子供だが、あれでなかなか賢い所もある。
未来の夢の手助けをする事が、今の自分の夢なのだ。そう思うと、キライだった働くという事も難なくこなせるようになった。
一通りふき終わった時、
ピンポーン!
とインターホンが鳴った。
「はーい」
と茜は返事し、入り口に向かった。
ガチャ!
茜は勢い良くドアを開けた先には、帽子をかぶった清掃員風の服装をしている男がいた。
「あの、すいません。オパムガスの者ですが」
「は、はい」
聞きなれない言葉に茜は戸惑った表情を浮かべたが男はなおも言葉を続けた。
「お隣の米田様の部屋からガス漏れが発生しまして。修理に参ったのですが、少し時間がかかってしまうのです。
よろしければ、米田様をお隣で・・・というわけには行きませんでしょうか?」
そういう事かと茜は思った。
「ええ。喜んで」
と茜は笑顔を浮かべた。
「そうですか。ありがとうございます」
と笑顔で言い、男が「米田様」と呼ぶと、米田と卓男が現れた。
「ど、どうも、大西さん、すいません」
どもった口調の米田に茜は笑顔で、
「いえいえ。困った時はお互い様よ。さあ、どうぞ、散らかってますけど。あら、あなたは・・?」
と、視線を卓男の方に向けた。
「米田の従兄弟の奥卓男です。大学受験のために、今日から米田の方で世話になっています」
卓男は小声で呟くように言いながら、深々と頭を下げた。
「そうですか。頑張って下さいね。さあ、米田君も奥さんもどうぞ上がってください」
と招きながら言った。
茜は二人を居間に案内し、お茶と菓子を出した。
「すいません。妹がお風呂に入ってるんで、シャワー音がうるさいでしょ?」
その言葉に卓男は鼻の下を思いっきり伸ばした。幸い、茜は窓を見ていたので、不自然な表情を見られずにすんだ。
そしてそれから1分も経たず、ガチャとドアを開ける音がした。
「米田さ〜ん。ガスの修理終わりました」
その言葉に茜は不思議そうな表情を浮かべた。
「え?もう?早いんじゃ・・・・」
と入り口に行こうとソファを立った時、背後から急激な力で手と胸を抑えつけられた。
「ん!!んんん!!!」
何が起きたのか分からず、ただ声をくぐもらせることしかできなかった。男、山田はドアに鍵をかけると、
すぐに居間の方へ向かった。
卓男は「未来ちゃん、未来ちゃん」と呟きながら、シャワー音の方へ向かった。
居間に行き、山田は「やれ」と言うと、米田は激しい力でエプロンとブラウスを剥ぎ取った。
真っ白な肌に、胸を覆う薄ピンク色のブラジャーが露わになる。
「んんんんんん!!!」
声にならない声を上げ、ドタバタと抵抗する茜。
「へ、へ。やっぱり綺麗な乳だぁ」
米田は汗まみれの笑顔で、下着の上から茜のツンと張った胸を揉み扱いた。
茜は米田の腕をのけようと手をばたつかせている。
「おい、下も脱がせろ」
山田の指示に米田は素直に従い、茶色のロングスカートを脱がそうと手を伸ばすが、思うようにいかない。
「何してんだよ。押し倒した後に脱がせばいいだろうが」
「あ」
山田は苦笑しながら、米田を手伝った。
「さて、茜さん。倒れますよ」
「むぐっ!んんんん!!」
激しい抵抗も空しく、茜は二人の手によってソファの上に寝かせられた。茜の手は米田によって頭の上で組ませられた。
「もういいだろう、脱がせろ」
ロングスカートだからか、茜が抵抗しようと足をばたつかせても上手くいかない。それが山田達に幸いし、
易々と米田はロングスカートを脱がせる事に成功した。それと同時に風呂場から女の悲鳴が聞こえてきた。
「よし、もう口から手を放してもいいぞ」
米田は手を放し、茜の口は自由になった。
「な、何をするんですか!」
茜は激昂し、我を忘れるほどに叫んだ。暴れようと思ったが、米田が強い力で手を抑え付けているのでどうにもできない。
「ナニをするんだよ」
山田は笑うと、茜のブラジャーを無理やり剥ぎ取った。米田も下着に手をかける。
「や、やめて米田君!」
茜の哀願の言葉を無視し、米田もブラジャーと同じ薄ピンク色の下着を剥ぎ取った。
裸に恥辱を覚え、茜は顔を赤らめた。
「さて、そろそろやるか。米田、今回の功労者だから、先にやっていいぞ」
「あ、ありがとう」
米田と山田は位置を交代し、茜の手は山田が持った。米田はズボンを下ろし皮も剥けてない男根を現した。
そしてトレーナーも脱ぎ、裸になった。
キャッと悲鳴を上げ、抵抗する茜。
「やめて!お願いだから!」
米田はばたつかせている茜の足を抑えて、広げた。黒い花弁が姿を見せた。
「き、綺麗だぁ」
米田はたまらず花弁に顔を近づけ、チュパチュパと吸った。
「あっ、あっ、んん・・・・」
とっさの米田の行動に茜は声が出す。
「じ、じゃあ、入れるぞ!」
言うや否や、米田はいきり立った肉棒を茜の中に押し込んだ。
「嫌ぁ・・・あっ・・あああっ」
たまらず声を出す茜。
「どうだい茜さんよ。まだまだオレもいるからな」
山田は茜の細い手を、ふくらんだジーパンに押し当て、こすり始めた。
「嫌ぁ、ああっ・・・・んっ・・・んっ・・・あっ・・・」
米田は茜のくびれた腰に手をやり、ガムシャラに腰を動かした。
体中から汗が吹き出た。特に顔が酷く、顎から汗がしたたり落ち、茜の腹のあたりにポタポタと落ちた。
「あ、茜さん」
と言うと、米田は茜の唇を奪った。
「い、嫌っ・・・ん・・・んんんん!」
茜は避けようと顔をそむけようとしたが、一瞬米田のほうが早く、唇を奪われた。
米田の舌は茜の唾液を貪ろうと、激しく口の中で動いていった。
山田は興奮してきたのか、慌てて裸になった。そして茜の手に欲望を包みもたせ、激しく動かした。
細く、白い暖かな指が山田の肉棒を激しく愛撫する。
唇を堪能した米田は再び顔をあげ、次は白い、大き目の乳房を揉みしごきだした。
茜の口の周りは唾液でベトベトになった。その様子を見た山田は肉棒を茜の口の傍にやった。
「ほら、咥えろよ」
茜は目をつぶり、口を硬く閉ざしたが、山田は顎を無理やり開け、やがて肉棒を茜の口の中に埋没させていった。
「嫌!嫌!やめ・・・んっんんん!・・んんんんんん!・・」
茜は二つの穴で男達の欲望を受けとめなければいけなかった。
米田は腰を動かしながら手は茜の乳房を揉んだり、乳首をいじったりしていたが、やがて絶頂が近い事を感じると、
激しいペースになった。
「んっ!・・・んっ!・・・んっ!」
「あ、ああ、いい、茜さん、イク!」
「んんっ!んんんんんっ!」
米田は叫ぶと茜の膣内に精液を放出した。下腹部にジワッとする感触を、茜は感じた。
涙を浮かべた茜を見、山田は笑った。
「ハハッ!米田、イッたのか!じゃあオレもそろそろ・・・」
そう言うと、山田は腰を動かした。苦しそうな茜に構わず、その動きは激しさを増していった。
「よし、行くぞぉ!・・・・そら!」
山田の肉棒は茜の舌の上で達した、舌に精液を吐き出されたため、苦味がすぐに口中に広がっていった。
さらに山田は一向に肉棒を抜かない為、茜はその精液を飲みこまなくてはならなかった。喉をならし、
顔をしかめながら飲みこむ茜。
「んっんっ・・・・・プハァ、ハァ、・・・・・」
「よしよし、良く飲んだな」
「な、何で、こんな酷い事・・・・・・」
山田は笑った。
「おい米田、こいつの妹もここに連れてこい、もう卓男は終わってるだろう」
そう指示すると、茜の方に向き直った。
「酷い事は、まだ終わっていない。まあ、楽しもうぜ」

卓男は山田が入り口から居間に来た事を確認したあと、風呂場へ向かった。
「未来ちゃん、未来ちゃん」と、ターゲットの名を呟きながら、一目散にシャワー音のする方へ向かって行った。
風呂場についた卓男は慎重にドアを開けた。
中には洗面台と半透明の扉があった。あそこが浴室かと思い、メガネに曇り止め液を塗り、服を脱いで裸になった。
ハァハァと舌を出しながら、右手に自分の欲望を持ち、しごいた。そして慎重に浴室のドアを開けた。
浴室は泡が大量に撒かれ、後ろ向きに未来がシャワーを浴びていたので、ドアを開けても卓男は気づかれなかった。
「〜♪〜♪〜」
迫る身の危険を知らず、気楽に歌を口ずさむ未来。それを見た卓男はますます興奮した。
「み、未来ちゃん!」
叫ぶと、ガバッと未来の背中に食らいついた。
「え、何!キャ!」
泡だらけの床にうつぶせに押し倒される未来。
「何!何!あなた誰なの?」
振り向いて、男がいる事にまだ混乱している。
「未来ちゃん未来ちゃん」
卓男は呟きながら、背後からまだ膨らんでいない胸をまさぐった。
「いやぁ!何するの!やめてぇ!」
「綺麗だよぉ」
と、シャワーで濡れた背中を舐めまわした。くすぐったいような気持ち悪い感触に、未来は悶えた。
「あああ・・あっ・・あああ・・・」
舌から逃れ様と体を振り振りさせている未来に、卓男は舐めるのをやめ、爆発しそうな肉棒を未来の花弁にあてがい、
挿入しようとした。
「何!何してるの!やめてぇ!」
しかし濡れていないせいか、思うように入らない。それでも力任せに、卓男は未来の中に挿入した。
「あああああっ!!!痛い!」
未来は激しく叫んだ。
「痛い!痛い!痛いよぉ!・・・・お姉ちゃん!お姉ちゃん!助けて!」
卓男は勝手なペースで腰を動かした。手を未来の胸にあて、まさぐり、背中を再び舐めまわした。
「あっ!ああっ!・・・もう、やめてっ・・・・下さいっ!・・・・痛いっ!・・・ん・・・で・・す!」
未来の言葉を無視し、ハァハァと息を荒げながら、卓男は未来の髪を掴み自分の方を向かせた。
そしておもむろにかわいらしい小さな唇を奪った。
「んっ!んっんんんん!」
口の中で臭い息を撒き散らしながら舌が動いているのを未来は感じた。
「んっんっんんんんんんん!」
「んぁ!・・・未来ちゃん!もう、イクよ!」
唇を離すと、卓男は未来の体内に欲望を放出した。肉棒を引き抜き、
支えていた手を離すと未来は小さな声をあげ、床に倒れた。
「ほらっ、まだまだ」
卓男はそういうと、未来を持ち上げ風呂に入れた。
「今度は風呂の中でやろうね・・・ヒヒッ」
「い、嫌ぁ!お姉ちゃん助けてぇ!」
「お姉ちゃんも同じ目にあってるとおもうよ。でもさっきは良かったなあ。風呂なんて何週間ぶりだろう。
チンカスもたまってたしね。君の中で洗えて本当によかったよ。ヒヒッ」
卓男はそう言うと、風呂に座っている未来をの股を広げながら持ち上げた。
「毛生えたばっかりだろう?ピンク色だしね。まあ、処女は失ったから真っピンクじゃないけど」
浴室の床にある血を見ながら卓男は言った。
「嫌ぁ。もうやめてぇ!とっても痛いの!」
抱えている卓男の胸板をドンドンと柔らかい拳で叩いた。
気にせず、卓男は風呂に座った。そして狙いをさだめるように、未来を動かした。
「よし、行くよぅ、ヒヒッ」
笑いながら、未来を一気に降ろし、挿入した。
「嫌ぁぁぁぁ!!痛いぃっ!」
卓男は挿入しながら未来と抱き合う体勢になった。そしてペロペロと細いうなじを舐めた。
「ヒィッ!」
再びくる気持ち悪い感触に、未来は寒気を覚えた。
入浴しているので腰は動かせない。しかし根元までズブリと埋め込まれた状態ですら未来には苦痛に感じるらしく、
体をくねらせ、悶え苦しんでいた。
卓男の舌はうなじを、両手は背中と尻を触っていた。
やがて卓男は未来を持ち上げ、立ち上がった。そして上下運動を開始した。
「い、いやぁ・・・ヒッ・・・・・あっ・・・かぁ・・・」
卓男はイヤらしい笑みを浮かべながら、腰を動かしていった。
「あっ・・あああっ・・・あっ・・・あっ」
苦しみの表情を浮かべながら、未来は追い詰められていった。
「あっあああっ・・・あっ・・・あっ・・・あっ」
「イクよ!イクよ!未来ちゃん!」
「あああああああっ!」
腰を猛スピードで動かし、卓男は二度目の射精を、未来の膣内で終えた。
涙を浮かべ、卓男の腕の中でぐったりとする未来。
その時、洗面の部屋から米田の声が聞こえてきた。
「た、卓男君、未来連れて、居間に来いって山田君が・・・」
米田はそう言うとさっさと居間の方へ戻った。
「聞いたかい?未来ちゃん。今度は僕の友達の三人で楽しもうね」
「い・・嫌ぁ・・・・」
抱きかかえられたまま、独り言のように未来は呟いた。

彼らはその後、未来と茜を交えて楽しんだ。
「ほら未来、お姉ちゃんが気持ち良い事してるよ」
山田は未来をソファに座らせ、向かいのソファにいる茜と彼らの性交を見せた。
「いやぁ!お姉ちゃん!やめてぇ!」
「まあまあ、お姉ちゃんもしたくてしてる訳じゃないんだよ」
胸を触りながら、山田は勝手な事を言う。
茜は抵抗したくても、口と花弁に肉棒が入っているため、声もあげられなかった。
「んっ・・・んんんんんんんっ!」
「ハァハァ、いいよ!いいよ!茜さん!」
ガムシャラに膣に向けて腰を振っている卓男。口内の感触を楽しむかのように、腰を動かす米田。
「・・んっ・・・んんんんんんっ」
「あ、ああ、出る!」
そう言うと、米田は茜の口から肉棒を抜き、茜の顔に白濁の液を放った。
綺麗な鼻筋に白濁の臭い液がかけられた。
「はぁ・・・あぐっ・・・・・も、もう・・やめっ」
白い液にまみれ、涙を浮かべながら茜は言った。
そんあ事に構わず、茜のツンと張った胸を揉み扱き、早いペースで腰を進める卓男。
「ハァハァ、イク!」
「あっ・・・・あっ・・・ああっ・・・・ああああああっ」
腰を深くしずめ、思いっきり、卓男は茜の膣内に放出した。
「よ〜し、次は未来の番だ!」
恐怖に震えている未来を、非情な山田の言葉が襲う。
「い・・嫌ぁ!やめて、助けてぇ!」
「米田、手伝え。卓男は茜ともう1Rやってろ」
そういうと、山田は未来を組み敷いた。
半狂乱になりながら、未来は抵抗したが、力で敵うはずもなく、易々と手を抑えられた。
「ど、どうするの?」
バタバタする未来の足を抑えながら、米田は山田に聞いた。
「サンドイッチでもやるか」
それを聞いて、驚いた表情を浮かべる茜。
「や、やめて!そんな小さい娘に、そんな事!」
未来の方を向きながら、必死に哀願する茜。
「やめて!私はいいから、この娘にそんな事するのは、やめ・・あっ・・あっ!・・あっ!」
言葉の途中で、卓男に貫かれた茜。白い肌が紅潮していた。
「ヘッ、犯られて感じる奴の言う事は聞いてられねえな。米田、お前はケツ行け。オレがあそこやるから」
米田は頷くと、すぐに未来の下に回りこんだ。そして、肛門に怒張をあてがうと、徐々に挿入していった。
「ちょっ、何するのぉ・・・・」
不安な未来をよそに、作業を進める米田。キツキツだったがそれは埋めこまれていった。
「あ、ああああああ!!や、やめてぇ!い、痛い!!!痛いよぉ!!!!あああっ!痛いっ!!!!」
涙をドッと流し、未来は叫んだ。
「ううぅ、ち、ちぎれそうだ」
米田の感触は快楽よりも苦痛がきた。
「ああっ!・・ああっ!・・み、未来!」
同じく涙を浮かべながら、貫かれている茜。体には3Pの時にもなかったキスマークが大量につけられていた。
「よし、じゃあ、行くぞ!」
勢い良く、山田が未来の中に入れた。
「ああああっ!!」
苦痛の表情を浮かべる未来。
卓男の精液でいくらか潤滑されているものの、やはりキツイ。さらには後ろの米田の肉棒も重なり、
何と言うか、皮一枚で隔たっていた。サンドイッチは初めてではないが、この快楽はやはり格別だ。
と山田は思った。
僅かしか動けないが、快楽が強くなってきた米田。
山田も思う存分動き、それぞれ未来の中を弄んでいた。
「う、うっ!出る!」
「よし、米田、同時に射精すぞ!せーの、で!」
膣壁が叩きつけられる感触と同時に、下腹部と、お尻の上部から熱い液体が入りこんだのを未来は感じた。
「ハァハァ!じゃあ、僕もイキますよ茜さん!」
卓男は3人の様子を傍目でみながら、茜の乳首を吸った。
「ああっ・・・・嫌っ・・やめっ・・・あっ・・・ああああっ」
そして卓男もほどなく乳首を吸いながら、彼女の中に射精した。

「さて、とやる事やって帰るか」
そう言うと、山田はジーパンのポケットにあったカメラを取り出し、ぐったりとして動かない彼女らの裸を撮影した。
「茜さん。警察に言うかどうかは貴方の自由です。が、この痴態をどうにでも出来る事を覚えて置いてくださいね」
高校生らしからぬ科白を茜の耳元で、山田は吐いた。
「さて、帰るか。今日は米田の家で祝杯だな」
下劣た笑いを上げながら、3人は出て行った。
茜はうつらうつらした意識の中で考えた。
(もう、働くのはやめよう。お金を稼ぐのはやめよう。だって・・・・未来の将来はもう・・・・・・・・未来の将来はもう・・・)
大きな涙が流れた時、ドロッと膣内から精液が逆流してくるのを、茜は感じた。


あとがき
一言:はじめまして漏電です。
え〜、私のような文才も何もない者にも作品を書く許可を与えて頂き、誠にありがとうございます。
小説は暇潰し程度に書いていますが、公の場に発表するのは初めてで、皆さんの反応を楽しみにしています。
(無茶苦茶叩かれたらどうしよう)
読んでいただければ分かる通り、この場で、私の書く小説は「エロい」です。漏電というのも、
「文章を読むだけで、何かが漏れちゃう小説を書きたい」という願望で設定しました。
とりあえずはこの路線で行きたいなと思うので、ヨロシクお願い致します。

さて、え〜と、テーマに沿って小説を書くという事ですが最初からいきなり難しいと思いました。「姉妹」ですからね。
まあ、「隣」というのもありますが、それは恋愛、コメディのファクターと思うのであえてそれにはこだわりませんでした。
次はもう少し簡単な設定を願って、「もう、お前いらんから」と言われるまで、投稿させて頂きたいなと思う次第であります。
夏バテに気をつけ、更新頑張って下さい。
では。