露出 作・漏電 |
私が自分の体・・・というか、心の異変に気付いたのは小学校6年の頃です。 以前から風呂に上がった裸の自分を見て、頬を赤らめうっとりとした事も幾度となくありました。 プールの授業の時、ノブ君が笑いながら私達の更衣室を覗きました。 私の友達はノブ君を見てキャーと悲鳴を上げて、中には泣き出す子もいて、 その当時は先生が話し合いをするなど問題になりました(ノブ君は元々、頭が少し悪かったのです)。 しかし私にとっての問題は、それを少しも嫌じゃないと思う自分に気付いた事でした。 最初はノブ君を好きなのかな。と思いましたが、ヨダレを垂らし、だらしなく笑う彼を見て嫌悪感こそ芽生えても、 決して胸が締めつけられる事はありませんでした。 しかし、彼に自分の裸を見られた事はちっとも嫌ではなかったのです。いや、むしろ、私はドキドキしました。 けどその事実はオナニーを自覚する前の、自転車のペダルに臀部をこすり付けて興奮する状態に過ぎません。 私が自分の性癖をハッキリと気付いたのは、卒業式の時でした。 卒業式当日。 何十回もの練習と、非日常的な空気は、全ての生徒を「緊張」という状態にするのには充分な舞台でした。 しかしそれも1時間、2時間と過ぎると、緊張もあるがいくらか心に余裕もでき、学校生活、別れる友達を思い、 すすり泣く生徒もいました。 そんな式の最中、私はずっとこう考えていました。 「ここで裸になりたい」と。 こんな厳粛の場で制服を脱いで裸になればどうなるのだろうか。友達の、その親の、先生の、 とにかくたくさんの人が私の裸を見る。恥ずかしい。恥ずかしいけれど・・・・・ そう考えているうちに、私はパンツを濡らしてしまったのです。卒業証書を取りに行く時に ビチョッとした感触が私の内股を襲ったのを覚えています。 小学校生活を終えたとき、ハッキリと私は私の性癖を自覚しました。 道で服を脱ぎます。そこで誰かが見ます。カワイイ唇を、流れるような首筋を、小さく膨らんだ胸を、 突き出たお尻を、やわらかいアソコを。 その恥ずかしさが、私を興奮の波へと誘ってくれるのです。 中学校に入り、私は自分の性癖を満たすシチュエーションを考えました。 さすがに見られるのは嬉しいといっても、真っ昼間の往来で服を脱いでは通報されます。 なので、なるべく分かりにくい場所でやるほうが効率がいいと、私はおもいました。 私の初めての体験は中学校1年の時、夜の公園でした。 私は裸にコート1枚という服装で公園のベンチに腰かけて、ドキドキしながら人の来るのを待っていました。 これほどドキドキした事は今までにないと思います。もちろん、それも興奮へと変わるのですが。 そして、ようやく初老の男性がブラブラとコンビニの袋を持って歩いてきました。私はコートを脱ぎ、 裸で男性に近づきました。 最初は男性もよく分かっていなかったようですが、位置を変えて街灯の方に移ると大きく目を見開き、 私の裸を見ました。あの時の驚いた顔といったら。 同時に、男性のズボンが膨らむのも分かりました。私は恍惚の笑みで、男性から遠ざかっていきました。 私の歩いた軌跡は花弁から溢れ出る液体に現れていました。 そんな成功に気をよくし、それから私は3日に1度こうした事をしています。 見せた相手に捕まって犯されてしまう事も何度かありました。あれは痛いのであまり好きになれません。 しかし、そんな事は「見せる」快感の前には全くの無力。 こちらのお礼として、今では終わったあとにさせてあげています。 私を待つために公園をセワセワと歩き待つ人達も増えて来ました。増えれば増えるほど、 私の羞恥と快感は増大するので、これほど嬉しい事はありません。私のカワイイ唇が、流れるような首筋が、 ツンと膨らんだ胸が、突き出たお尻が、やわらかいアソコが、周りの人間の視線に射られます。 それはとてもとても、素敵な事です。 明日はどんな風に脱ごうかしら。 |
あとがき |
露出狂。古くはストリーキングです。 全くお会いした事ありませんねえ。男性も女性も。 男性は嫌ですが、女性の露出狂に会ったら・・・・・やっぱり嫌だと思います。 |